2010年11月27日土曜日

技術力分岐点

元に戻せなくなる様なことはしないので、うちではフレームの改造はご法度です。

輸入車をメインで扱っているので、米国から定期的に車輌を輸入している。
現車確認ができないので博打的な要素も。
そんな折フレームがストレッチされている車輌が入庫してきた。

さて、困った。フレーム改造はご法度な当店、どうでるか。
そのフレームのダウンチューブは絶妙な角度で純正然としているがかなり格好いい代物であった。
が、当店のポリシーから反しているものを使用する訳にはいかないので、そのフレームを使用してカスタムショー向けの車輌を作成することになった。
ん?んんん?んん?
実はフレームの改造がご法度なのではなく、溶接機器を使うことがご法度であったのである。
本当はああしてこうしてと切った張ったをやりたいのに、溶接技術が素人以下で、フレーム溶接なんてとてもとてもやれる技術は無い。
そこで苦肉の策として当店はフレームの改造はご法度ルールを策定し公布。
そうすることで、客は要求してこないのでボルトオンパーツのみ売りつけておけば苦せずにぼろ儲け。
となるのは一時期。流行り廃れの前に技術力の無さが露呈し客離れ、縮退、夜逃げ。

0 件のコメント:

コメントを投稿